給湯器のガス代節約ならエコジョーズへの交換がオススメ！今すぐできる節約方法も紹介
家庭のガス使用量のおよそ「8割」が、給湯器使用によるものといわれています。
あらゆるものの価格が高騰している今、「給湯器のガス代を節約したい」と思う人が増えてきました。
給湯器のガス代を節約するために、今すぐできること（浴槽にこまめに蓋をするなど）もいくつかあります。
しかし中長期的にみて節約するなら、非エコの給湯器（従来型の給湯器）を「エコジョーズ」に交換することがもっとも節約効果が大きいため、オススメです。
今回の記事では、ガス代の節約効果が高いエコジョーズに関する情報や、今すぐできる給湯器のガス代を節約する方法について、解説していきます。
ガス代の節約効果が高い給湯器は「エコジョーズ」
「今すぐできる給湯器のガス代を節約する方法」については、後ほど紹介します。
先にも述べたように、中長期的にガス代の節約をするためには、非エコの給湯器を「エコジョーズ」に買替えることが有効です。
エコジョーズは、ガスの燃焼時に発生する排気熱を再利用して、少ないガス量で効率よくお湯を沸かすことができる、省エネ給湯器です。
ガスの消費量が少なく済むことは、当然ガス代の節約に繋がるだけでなく、CO2排出量も少なくなるので地球環境にやさしいとも言えます。
各メーカーは、お財布にも地球にもやさしいエコジョーズを「スタンダード」と位置付けており、ガス給湯器はこれからさらに、エコジョーズへとシフトしていくことが予想されます。
ガス代の節約効果が高い「エコジョーズ」に交換した事例
以下では、当社『東急でんき＆ガス サポート』が、非エコの給湯器をエコジョーズに交換した事例を、2つ紹介します。
【1】異音がする非エコ給湯器を「エコジョーズ」に交換 神奈川県横浜市
- 工期：1.5時間
- 費用：15～20万円
神奈川県横浜市の集合住宅で、非エコ給湯器⇒エコジョーズへの交換工事を行いました。
お客さまより「たまに給湯器からガコン！と大きな音がする」と相談があったことが、依頼のきっかけです。
既存の給湯器は「リンナイ」のもので、使用期間は約17年です。
給湯器の機能は“家全体への給湯のみ”で、浴槽へのお湯は蛇口から入れていました。
経年劣化が進んだ給湯器は、水漏れやガス漏れのリスクも抱えているため、なるべく早めに交換することが推奨されます。
＜事例を詳しく見る＞
⇒ たまに大きな音がすることがお悩みの給湯器を「エコジョーズ」に交換 神奈川県横浜市
【2】冬を迎える前に非エコ給湯器を「エコジョーズ」に交換 神奈川県横浜市
- 工期：2時間
- 費用：25～30万円
神奈川県横浜市の戸建住宅で、非エコ給湯器⇒エコジョーズへの交換工事を行いました。
お客さまから「設置から10年が過ぎているため、冬に入る前に交換するか考えたい」と、ご相談いただいたことがきっかけです。
既存の給湯器も約10年前に交換されており、「給湯器は10年で交換するもの」というイメージが残っていたとのことでした。
既存の給湯器は10年以上使用していて、リモコンにエラー表示「888」が度々出るようになっていました。
エラー表示「888」は、機器の点検時期のお知らせで、設置から10年相当が経過した給湯器のリモコンに表示されることがあります。
当時、何かの不具合が起きているというわけではありませんでした。
お客さまのご希望通り、冬になる前に工事を実施することができました。
＜事例を詳しく見る＞
⇒ 非エコのふろ給湯器をエコジョーズに交換！「冬を迎える前に工事したい」とご希望 神奈川県横浜市
今すぐできる給湯器のガス代を節約する7つの方法
ここからは“今すぐできる”、給湯器のガス代などを節約する7つの方法を紹介します。
既に給湯器をエコジョーズに替えている人でも節約効果がある取組みです。
できることから始めてみれば、塵も積もって山となり、ガス代などを安くすることができるはずです。
- 浴槽の湯量を見直す
- シャワーや浴槽の設定温度を見直す
- 追い焚きの回数を見直す
- キッチンでお湯を使う時は、温度を切替える
- 洗い物のお湯の使い方を工夫する
- 料理には水を使う
- ミキシング水栓のレバーはきちんと合わせて使う
なお「ガス代を節約するために行う工夫は、給湯器を長持ちさせることと関係がある？」という疑問を持つ人もいますが、こちらはあまり関係がありません。
給湯器が長持ちするかどうかは、給湯器そのものの耐用年数に加え、使用頻度・使用環境が影響します。
【1】浴槽の湯量を見直す
浴槽には8分目あたりまでお湯を張ることが多いですが、実は5分目くらいのお湯でも、十分に入浴することが可能です。
入浴する人の体積で水かさが増すため、意外と少ないお湯の量でも全身が浸かるのではないでしょうか。
「5分目まで絶対にお湯を減らさないといけない」ということではもちろんありません。
試しにお湯張りの途中で入浴してみて、自分がリラックスできて、なおかつなるべく少ないお湯の量を調べてみましょう。
【2】シャワーや浴槽の設定温度を見直す
シャワーや浴槽のお湯の設定温度は、低いほうが給湯器のガス使用量は少なく済みます。
寒い冬には「熱いシャワーを浴びたい」と思う方も多いですが、夏にさっぱりと汗を流したいだけなら、シャワーの設定温度は低めにすることがオススメです。
また熱いお湯が好きな人は、浴槽の設定温度を42～43℃にしていることが多いですが、実は40℃前後の温度で入浴するほうが、リラックス効果が高く、安眠しやすいともいわれています。
「なかなか寝付きがよくない」というお悩みがある人は、入浴する際のお湯の温度を見直してみるとよいかもしれません。
【3】追い焚きの回数を見直す
追い焚きする回数をなるべく減らすことは、ガス代の節約に直結します。
とはいえ、ぬるいお湯に我慢して入るのもつらいですし、「できるだけ追い焚きをしなくても済むような工夫」を試してみましょう。
- 浴槽にこまめに蓋をする
⇒ お湯張りの間はもちろん、体を洗っている間なども蓋をする - 家族の入浴時間をできるだけ揃える
⇒ 家族の入浴時間がバラバラだと、追い焚き回数が増えてしまう
【4】キッチンでお湯を使う時は、温度を切替える
キッチンでお湯を使う時は、お湯の温度をあまり高くする必要はありません。
ぬるま湯でも十分なので、お風呂の設定温度と同じにしている場合は、少し設定温度を下げてみることが節約に効果的です。
リモコンが付いている給湯器の場合、「お風呂のリモコンでの設定」と「キッチンのリモコンでの設定」は別々に記録されていることが多く、「優先ボタン」などを押せばワンタッチで切替えが可能です。
その都度温度設定をするよりも楽なので、説明書で操作を確認してみましょう。
【5】洗い物のお湯の使い方を工夫する
洗い物に使うお湯の量は、なるべく少ないほうがガス代の節約になります。
とはいえ、冬場に無理して冷たい水を使う必要はなく、以下のように水とお湯を分けて使ってみましょう。
- 水でつけ置き洗いをする
⇒ 使った食器をすぐに水に浸けることを習慣化する - お湯はできるだけすすぎに使う
⇒ つけ置きは水で行い、すすぎをお湯で行うと、冷たい思いが最小限で済む
【6】料理には水を使う
野菜・卵を茹でる場合や、煮物を作る場合など、時短のために水ではなくお湯を使う人が多いですが、ガス代の節約の観点からみれば、水を使うほうがよいです。
そもそも、料理には基本的に水を使うほうが、食材の風味を損ねることがなく、美味しく仕上がるといわれています。
【7】ミキシング水栓のレバーはきちんと合わせて使う
洗面所でもキッチンでもいえることですが、ミキシング水栓（シングルレバー混合栓）の場合に、“中間位置”で使用していると、水とお湯が混ざった状態で出てきます。
水を出しているつもりで“中間位置”で使用すると、リモコンがオンの場合、お湯が出てしまう可能性があるため、ガスを無駄に消費してしまいます。
お湯を出したいならお湯の方向にきちんと回す・水を出したいなら水の方向にきちんと回すことを、習慣付けましょう。
まとめ
以上、ガス代の節約効果が高い「エコジョーズ」に関する情報や、今すぐできる給湯器のガス代を節約する方法について、お伝えしました。
記事中でも述べたように、ガス代の節約効果が高く・地球環境にもやさしいエコジョーズは、給湯器のスタンダードになりつつあります。
現状、非エコ給湯器を使っている場合は、エコジョーズへの交換を検討してみましょう。
⇒ 横浜・川崎・東京などで非エコ給湯器を「エコジョーズ」に交換するなら『東急でんき＆ガス サポート』にご相談ください。
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