床暖房を使わない場合は給湯器の種類を変えてみては?メリット・よくある質問・事例など紹介
お家の床暖房、使っていますか?
「使っている」という人が多い一方で、床暖房を使える環境が整っていても、様々な理由によって「実はほとんど使っていない……」という人もおられます。
床暖房を使っていない場合、「暖房機能のないタイプの給湯器に変更できるのでは?」という考えになりますよね。
そこで今回は、床暖房を使わない場合に、床暖房に対応しない給湯器に交換することのメリット、そしてよくある質問にお答えしていきます。
また、記事の後半では、実際に床暖房対応の給湯器から、床暖房に対応しない給湯器に変えた事例も紹介します。
床暖房を使わなくなる様々な理由
床暖房には様々なメリットがありますが、先にも述べたように「実際のところあまり使っていない」というケースは、意外と多いようです。
ちなみに床暖房には、ホコリをたてずに部屋全体を均等に暖めることができる、火傷の心配が少ないといったメリットがあります。
また、床暖房が故障したことをきっかけに、他の暖房器具(電気カーペットなど)を導入したところ、意外とそれで十分なので、床暖房は修理していないというケースもあります。
また現代の住宅性能はどんどん高くなっており、高気密・高断熱の住宅においては、寒冷地であってもエアコンで十分暖かいということがあります。
上記以外にも、床暖房を使わなくなる理由には、様々なものがあるようです。
- 光熱費が高いから床暖房を使わない ※特に多い理由
- メンテナンス(※1)が面倒なため床暖房を使わない
※1 床暖房のメンテナンスについて 温水式の床暖房は、2~3年に1回のメンテナンスが必要です。 床仕上げ材の下層に温水パネルがあり、その内部に温水の凍結・カビを防ぐための不凍液が流れています。 2~3年に1回のメンテナンスの目的は、この不凍液を交換することにあります。 |
床暖房に対応しない給湯器に変えることのメリット
床暖房を使わない状況で給湯器を交換する場合には、「床暖房に対応する既存の給湯器」を、「床暖房に対応しない給湯器」に変えるという選択肢があります。
床暖房に対応しない給湯器に交換する最大のメリットは、コスト面です。
「他の機能が同等である」と仮定した場合、基本的には床暖房に対応している給湯器よりも、床暖房に対応していない給湯器のほうが、イニシャルコスト(設置費用)が安く済みます。
なお、「どれくらい安くなるのか?」ということですが、給湯器の号数や機能によってかなり変わるため、一概に示すことは難しいです。
「機種によって10万円程度安くなる場合がある」と、捉えておくとよいでしょう。
床暖房に対応しない給湯器に交換することを検討しているお客さまから、よく聞かれる質問
「床暖房は使わないし、床暖房に対応しない給湯器に交換してしまおう!」と考えられるお客さまからは、以下のような質問が多いです。
- 使わなくなった床暖房のリモコン(壁に付いている)はどうしたらいいの?
- 敷設している床暖房はそのままでいいの?
- 床暖房あり⇒床暖房なしに変える場合、特別な工事は必要?
- 浴室暖房乾燥機も使えなくなる?
【1】使わなくなった床暖房のリモコン(壁に付いている)はどうしたらいいの?
壁に付いている床暖房のリモコンは、基本的にはそのままになります。
どうしても存在感が気になる場合、リモコンを取り外す工事を行うことも可能ですが、壁の穴を塞いだりしないといけないため、意外と大がかりです。
【2】敷設している床暖房はそのままでいいの?
敷設している床暖房は、そのままで大丈夫です。
床暖房の中を循環している水については、給湯器交換にあたって栓をします。
どこかから水が漏れてくるようなことはありませんので、安心してください。
【3】床暖房に対応する給湯器から、床暖房に対応しない給湯器に変える場合、何か工事は必要?
床暖房に対応する給湯器から、床暖房に対応しない給湯器に変える場合に、給湯器交換以外に必要な工事はありません。
先述したリモコンの撤去工事など、希望すれば行うこともできますが、基本的に不要です。
【4】浴室暖房乾燥機も使えなくなる?
知っている人も多い印象ですが、“暖房機能が完全にない”給湯器にすると、浴室暖房乾燥機の暖房機能が使えなくなります(=温風が出なくなる)。
「床暖房は使わないけど、浴室暖房乾燥機は使う」という場合は、「床暖房は使えなくなるけど浴室暖房乾燥機は使える」という暖房能力を抑えた機種があるので、そちらを選んでください。
もしくは、電気式の浴室暖房乾燥機に変えるという方法もあります。
床暖房に対応する給湯器から、床暖房に対応しない給湯器に交換した事例
当社でも、床暖房に対応する給湯器から、床暖房に対応しない給湯器に交換した事例があります。
【東京都品川区】床暖房を使用していない!大型の給湯器をコンパクトな機種に交換
東京都品川区にお住まいのお客さまから、「給湯器を10年以上使っているため、故障が心配」とご相談がありました。
お使いの給湯器は、浴室暖房乾燥機・床暖房に対応している機種でしたが、「浴室暖房乾燥機は使っているが、床暖房は使っていない」とのことでした。
そこで、「この先も浴室暖房乾燥機のみをご利用するのであれば、暖房能力を抑えた(浴室暖房乾燥機だけが使える)コンパクトな機種でいいと思います」と提案し、工事に至りました。
給湯器の交換工事完了後、お客さまからは「前の給湯器よりコンパクトになり、よかったです」とお声をいただきました。
<詳しくはコチラ>
⇒ 床暖房を使用していない大型の給湯器を、コンパクトなタイプの機種に交換 東京都品川区
まとめ
以上、「床暖房に対応しない給湯器に変えてもいいのでは?」と検討している方に向け、
- 床暖房に対応しない給湯器に変えるメリット
- 床暖房の機能をなくすことについてよくある質問
- 床暖房に対応しない給湯器に変えた事例
について、お伝えしました。
床暖房に対応しない給湯器に交換する最大のメリットは、イニシャルコスト(設置費用)が安く済むことです。
使わない床暖房はそのままにしておいてもよく、必要な工事も特にないので、今後も床暖房が不要であれば、床暖房に対応しない給湯器に変えることをオススメします。