給湯器の交換にかかる時間は2~5時間!工事を早く済ませるためにできることは?立会いは必要?
毎日の生活を支える、給湯器。
この給湯器の調子が悪くなってしまった時・使えなくなってしまった時に、早く工事を行いたいものの、工事にどれくらいの時間がかかるか分からないと、予定が立てられなくて困りますよね。
そこで今回は、「給湯器の交換工事にはどれくらいの時間がかかるのか?」ということや、工事を早く済ませるために自分でできること(準備)について、解説していきます。
また、「そもそも、給湯器の交換工事に立会いは必要なのか?」「なぜ立会いが必要なのか?」という疑問にも、お答えします。
給湯器の交換にかかる時間は「2~5時間」
給湯器の交換工事にかかる時間は、「2~5時間」が目安です。
給湯器の種類によって、交換にかかる時間は異なります。
基本的に給湯器の機能・構造がシンプルであれば、そしてメーカーが交換前と交換後で同じであれば、工事にかかる時間は短めになることが多いです。
そしてその逆、給湯器自体が多数の機能を有している機種やメーカーが違う場合には、工事にかかる時間は長くなることが多いです。
たとえば給湯専用機(1台でキッチンやシャワーなどの給湯のみができるシンプルな給湯専用タイプ)や、ふろ給湯器(1台でキッチンやシャワーなどの給湯と、ふろの自動湯はりや追焚き機能を備えたタイプ)の場合、交換にかかる時間は2~3時間ほどです。
また、給湯暖房機(浴室暖房乾燥機やミストサウナ、床暖房などを使用する場合に選択する、給湯・自動湯はり・追焚き・温水暖房の機能を備えたタイプ)の場合、交換にかかる時間は3~5時間ほどです。
なお、戸建住宅か集合住宅かによる交換時間の違いは、ほとんどありません。
給湯器の交換にかかる時間が長引くケース
給気や排気の方式など、給湯器の設置環境によって、一般的な交換時間(2~5時間)を超えるケースはあります。
その他、交換時間が長引くケースには、
- 通常の給湯器から省エネタイプの給湯器に交換する場合
- (排水用の配管を設置するため)
- 電気温水器からガス給湯器に交換する場合
- 床暖房などを併設する場合
- 配管の引き直し等が必要な場合
- ふろアダプターを交換しないといけない場合
などが挙げられます。
どんな工事を行う必要があるのかは、見積り時にわかるため、「金額と併せて工事にかかる時間の目安も教えてください」と、業者に依頼するとよいでしょう。
基本的に、給湯器の交換工事を行う日は、時間に余裕がある日にすることがオススメです。
スケジュールを組む時は、「半日以上あいている日」を工事日の候補にするとよいでしょう。
給湯器の交換を早く済ませるために、自分でできること
給湯器の交換にかかる時間に、大きく影響するというわけではないですが、スムーズな作業のためにできることはあります。
たとえば、給湯器本体の周り・リモコンの周りに物が置いてある場合は、事前に片付けておくと、工事業者は作業しやすくなります。
また、浴槽に水を貯めている場合、水を抜いておくほうがよいです(スムーズに工事を始めることができるため)。
そしてできるなら、給湯器の搬入出がスムーズにできるように、玄関から給湯器の設置場所までの動線を開けておくとよいです。
なお電気温水器やエコキュートの場合、給湯器のタンクのお湯を抜く必要はありません。
給湯器の交換工事に、立会いは必要?
給湯器の交換工事に、立会いは必要です。
ただし工事の立会いとはいっても、在宅していれば、ずっと工事の様子を見ている必要はありません。
立会いが必要な理由は、工事業者が勝手に(留守中に)敷地内に入ることができないためです。
また、給湯器の交換工事の後には試運転を行い、正しく給湯器が動くかどうかを一緒に確認する必要もあります。
「外で作業を行うなら家にいなくてもいいのでは?」と思われがちですが、実際は給湯器本体の交換工事だけではなく、リモコンの交換工事も必要で、リモコンがあるキッチン・浴室・洗面所などに、業者に入ってもらわないといけません。
以上のことから、給湯器の交換工事には立会いが必要です。
給湯器の交換の流れ
- 見積り依頼・相談・ヒアリング
- 現地調査・商品説明
- 見積り・契約
- 給湯器の交換工事・試運転
上記は、給湯器の交換の流れです。
以下でそれぞれの工程について、簡単に説明します。
【1】見積り依頼・相談・ヒアリング
まずはWebや電話で、見積り依頼を申し込みましょう。
その後、電話やメールで、担当者とのやり取りが始まります。
依頼内容の詳細なヒアリングのうえ、現地調査の日程調整が行われます。
相談〜ヒアリングの段階で、「支払方法」と「支払日」も確認しておくとよいでしょう。
- 銀行振込やクレジットカード払いなど、希望の支払方法が可能か
- 分割払いを希望する場合、分割払いに対応しているか
上記が、支払に関する確認のポイントです。
ちなみに10月~2月の寒い時期は、給湯器の故障が発生しやすいため、工事業者は繁忙期となります。
予約が埋まっていて、お問合せから工事までの期間が大きく開いてしまうケースが考えられるため、早めに連絡することをオススメします。
【2】現地調査・商品説明
約束の日時に担当者が訪問し、現地調査や新しい給湯器の機器説明が行われます。
説明の内容は、仮に給湯器をアップグレードする場合、「どんな機能が追加になるのか?」「どんな風に使うのか?」といったことなどです。
現地調査・商品説明には立会いが必要で、所要時間は15~30分ほどです。
立会いの際に、用意しなければいけない物は、特にありません。
【3】見積り・契約
現地調査後、2日~1週間で担当者が再度訪問し、見積りが提出されます。
見積りの内容を承諾できたら、契約書の取り交わしを行います。
契約の後に、工事の日時を調整し決定します。
【4】給湯器の交換工事・試運転
工事当日は、契約内容に沿って給湯器の交換工事が行われます。
先述したように、給湯器の交換工事にかかる時間は、2~5時間です。
交換工事の後は、新しい給湯器の試運転を行います。
新しい給湯器を動かして、ガス漏れ・水漏れなどの重大な接続不良が発生していないか、適正な温度で出湯されているかなどを、きちんと確認します。
このタイミングまでに、給湯器について心配なことや気になっていることを、業者に確認しておくとよいでしょう。
なお、給湯器に付属するリモコンの交換工事にあたって、シーリング材が使用されるケースがあります。
シーリング材は、浴室内のリモコンと浴室の壁の隙間を埋めるために使用されます。
施工されたばかりのシーリング材は柔らかく、触ると手が汚れたり、シーリング材に指紋が付いたりします。
シーリング材がしっかり固まるまで、最低でも夏場は半日以上、冬場は1日はしっかりと乾かすようにしましょう。
「急な給湯器の交換工事」には対応できる?
急な給湯器の交換に対応できるかどうかは、問合せをされる業者によります。
以下は、当社のお話になります。
すべてがスムーズに進んだ場合、最短で翌日対応ができることがあります。
たとえば依頼を午前中にいただいて、午前中に契約・発注ができ、翌日までに新しい給湯器が用意できる場合には、翌日に工事をすることが可能です。
ただしこれはかなりタイトなスケジュールであり、ここまでスピーディに進むケースは多くありません。
一般的には、お問合せの2日後くらいには、給湯器の交換工事に入ることが可能です。
- 新しい給湯器をいつ準備できるか
- 工事作業者をいつ確保できるか
工事のスケジュールは、上記次第となります。
「工事の日時の指定」には対応できる?
以下も、当社独自のお話になります。
当社は1月1日~1月3日を除いて、年中無休ですので、都合のよい日にちを指定していただけます。
また工事の開始時間ですが、9時30分~16時30分の間で、都合のよい時間を指定していただけます。
まとめ
- 給湯器の交換にかかる時間は2~5時間
- 給湯器周りの片付け・動線の確保が工事を早く済ませるコツ
- 給湯器の交換工事に立会いは必要
以上、給湯器の交換にかかる時間などについて、解説しました。
工事までの日数は、
- 機器をいつ準備できるか
- 工事作業者をいつ確保できるか
上記次第になってきますが、一般的には「お問合せの2日後」が最短です。
当社東急でんき&ガス サポートでも、給湯器の交換工事を実施しております。
年中無休(1月1日・2日・3日は休業)のサポート体制や、最大10年間、修理費が何度でも無料になる「あんしん保証サービス」などが強みです。
給湯器の交換をご検討でしたら、お気軽にお電話またはメールフォームより、ご相談ください。