18年間使用「リンナイ」のガス給湯器（スリムタイプ）を交換　神奈川県川崎市

約18年使用している「リンナイ」の給湯器を交換

神奈川県川崎市のI様邸で、ガス給湯器の交換工事を行いました。

I様邸は集合住宅（マンション）です。
ご高齢のお母さまと、娘さま（今回の工事のご契約者さま）が、ご同居されています。

既存の給湯器を約18年使用されているということで、定期保安点検の際に担当者が「そろそろ給湯器の交換工事をしたほうがいいかもしれない」と提案し、工事に至りました。

「給湯器が突然故障してお湯が出なくなる前に、交換しておきたい」とのことでした。

これまで使用していた給湯器は、「リンナイ」のものです。

• 給湯
• お湯はり
• 追い焚き

上記の機能が搭載されていました。
外観は、通常の給湯器より縦長なスリムタイプです。

先に述べたように、現状は特に不具合はなかったのですが、経年数から考えていつ故障してもおかしくはない状況だったため、交換工事をご希望されました。

新しいガス給湯器は「リンナイ」のスリムタイプ

新しい給湯器のメーカーは、工事前の給湯器と同じ「リンナイ」を選びました。
契約から施工まで3か月を要したのは、当時の半導体不足による品薄が原因です。

• 給湯
• お湯はり
• 追い焚き

取替え前の給湯器と同様に、上記機能が搭載された機種です。
また、外観も同じようなスリムタイプです。

給湯器の形状が変わると、外壁に穴を開け直す必要がある可能性が高いです。
今回のI様邸のような集合住宅では、外壁に新たに穴を開けることを許可していないケースがあります。

そのため特別な理由がない限りは、同じメーカー・同じ外観タイプの給湯器に交換するべきでしょう。

仮に戸建てであっても、外壁に新しく穴を開けると、雨漏りのリスクが生じるために、やはり給湯器は同じメーカー・同じ外観タイプが推奨されます。

今回のガス給湯器交換工事の流れ

1. 作業開始前に、ガス漏れがないかチェック。
2. ベランダ内の作業スペースを確保する。
3. 古い給湯器本体を外す。
4. 外した機器の搬出。
5. 配管を外す。
6. 新しい機器の搬入。
7. 新しい給湯器本体に付替え。
8. 配管をつなぎ直す。
9. 室内のリモコン（メイン・お風呂内用の2か所）を取替え。
10. 試運転。

外した給湯器の搬出時、および新しい給湯器の搬入時には家の中を通るため、室内をきちんと養生しておきました。

また経年劣化が進んでいるため、配管やパッキンの取替えも一部行いました。

試運転とは、浴槽にお湯を張ること、蛇口からお湯を出すことの確認作業です。
試運転に問題なく、水漏れなども起きなかったので、今回の工事は無事に完了となりました。

お客様の仕事が休みの日に施工・雨風が強いのでしっかり養生

工事に関するお客様のご要望は、「仕事が休みの日にしてほしい」ということでしたので、そのように日程を調整しました。
ガス給湯器の交換工事中は、少なくとも2時間は在宅していただく必要があります。

工事当日は台風がくる直前で、雨風が強い日でした。
そのため、雨で室内が濡れないように、しっかり養生しています。

ガス給湯器の搬入・搬出時は、機器をブルーシートでくるんで、家の中を濡らさないように作業しました。

まとめ

ガス給湯器の交換工事完了後、I様からは「リモコンが綺麗になってよかったです。（ガス給湯器の）メーカーが変わらないので、使い心地が一緒で安心しました」というお声をいただきました。

ガス給湯器の交換目安は、約10年です。
ガス給湯器が壊れてから交換工事をする場合、ご依頼から工事までの間は、お風呂が使えなくなってしまいます。

そのため、「ちょっと調子が悪いかな？」と思ったら、早めにガス給湯器の交換をすることをおすすめします。

特にガス給湯器が突然壊れやすくなるのは、冬です。

冬の寒さで冷たくなった水をお湯にするために、給湯器は他の季節よりもパワーを使います。
そのため、お湯が突然水になったり、スイッチが完全に入らなくなったりなどの、急な故障が起こりがちです。

上記の理由から、冬場は工事が立て込みやすいため、まだ機械が不調でないうちに、かつ、冬を迎える前に、ガス給湯器の交換工事をすることが望ましいでしょう。