ドアを開けると人に当たる！洗面台の鏡（立ち位置）を左寄りにするリフォームで解決　神奈川県川崎市

「収納力がいまいちで人の導線が悪い洗面所をリフォームしたい」とご希望

神奈川県川崎市の戸建住宅にお住まいのお客さまから、洗面化粧台の交換（洗面所のリフォーム）のご依頼をいただきました。

お風呂のリフォームと同じタイミングでのご依頼です。

お客さまから「約25年使用している洗面所が使いにくい」と、ご相談がありました。

既存の洗面化粧台は大きさや収納力がいまいちで、人の導線が悪い（洗面所のドアを開けると、鏡の前に立っている人にドアが当たってしまう）ことにお困りでした。

導線の問題を解消するためには、

1. ドアからの距離があくように、洗面化粧台をもっと薄いものにする。
2. ドアからの距離があくように、洗面化粧台の鏡の位置をもっと左に寄せる。

上記の2択が考えられました。

しかし【1】に該当するような薄い洗面台はないため、必然的に【2】を選択することになりました。

【2】の「鏡の位置をもっと左に寄せる」を実行するためには、既存の洗面化粧台よりも幅を広げる必要があり、そうすると窓枠が洗面化粧台に干渉してしまうため、窓枠をカットすることになりました。

（上記については、現場で実際の位置関係を、人が立って実験しながら説明をしました。）

洗面台の横にキャビネットを設置して収納力アップ＆立ち位置が左寄りに

新しい洗面化粧台は、「LIXIL」のものです。

洗面化粧台の横にキャビネットを設置したことで、収納力がアップしました。

また、先述したように鏡の位置が左寄りになったため、人の立ち位置が変わり、ドアを開けても接触しなくなりました。

さらに今回、洗面化粧台とは別の収納（造作）も作っています。

お客さまからご要望があり、

• コンセントの増設。
• タオル掛けの設置。　※人数分のバスマットを掛けたいとのこと

なども、行いました。

今回の洗面所のリフォームの流れ

• 既存の洗面化粧台を解体する。
• 既存のクロスを剥がす。
• 壁に下地を入れる。　※造作物・キャビネット設置のため
• 新しいクロスを張る。
• コンセント位置を調整し、取付ける。
• 造作物を取付ける。
• 新しい洗面化粧台を設置する。

上記は、今回の洗面所のリフォームの、大まかな流れです。

先述した、洗面化粧台の幅を広げるための窓枠の切削が、工事のポイントになりました。

まとめ

洗面所のリフォーム完了後、お客さまからは「様々な造作や、ドアが人に当たらない洗面化粧台の配置などに満足しています」と、お声をいただきました。

システムバスの形はある程度パターンが決まっていますが、洗面所の形は家によって異なります。

現状からレイアウトを変更できることが多く、変更できなかったとしても、今回のような造作物の設置によって、使い勝手はかなり向上します。

今回の工事を担当させていただいた、石井　隆行（イシイ　タカユキ）です。

「今よりよくはならない」と考えずに、まずは一度相談してほしいです！

「壁紙が合うかどうか？」など、自分で決めることが難しい判断もお任せください。