安全装置がない40年前のキャビネットコンロを安全装置付きのビルトインコンロに取替え　神奈川県横浜市

約40年使用で安全装置が付いていない既存のキャビネットコンロ

神奈川県横浜市のマンションにお住まいのお客さまより、キャビネットコンロの取替え工事・オーブンの撤去工事のご依頼をいただきました。

キャビネットコンロは、約40年使用されており、安全装置などが何も付いていません。

ご高齢であるお客さま自身は、「現状困っていることや不便なことはない」と思っておられたようですが、安全装置が付いていないキャビネットコンロには、火の消し忘れなどのリスクがあります。

現在のコンロには様々な安全装置が付いており、今までよりも安心して使えることを説明し、キャビネットコンロの取替えを決められました。

オーブンについては、10年ほど前から使用していないということで、撤去することになりました。

新しいビルトインコンロには「火が30分で消える」などの安全装置が付いている

新しいコンロは、キャビネットコンロからビルトインコンロになりました。

ビルトインコンロは見た目がスッキリしている点や、ガス台とコンロの間に隙間がないため、野菜くずなどが隙間に落ちにくく、掃除が簡単にできる点などがメリットです。

ビルトインコンロおよび両開きキャビネットのメーカーは「パロマ」を選びました。

新しいビルトインコンロには、火が30分で消える安全装置が付いています。

この装置を作動させている（ボタンを押すだけ）と、30分以上火が点くことがありません。

その他、温度が上がり過ぎた時の消火や、煮こぼれが発生した時の消火など、7つの安全機能が付いています。

お掃除の面では、グリル内にカバーが付いていることにより、掃除の頻度をかなり減らせるという点がメリットです。

今回のキャビネットコンロ⇒ビルトインコンロの工事の流れ

• ガス漏れがないかを確認。
• 作業スペースを確保。
• 古いガスコンロを外す。
• 外した部分を清掃する。
• 新しいガスコンロを設置する。
• ガス管を繋ぐ。
• ガス漏れチェックを行う。
• 点火テストを行う。
• 片付けを行い、工事完了。

上記が、今回の工事の大まかな流れです。

間にオーブンの撤去があるため、ガス配管のやり直しを実施しました（オーブンの撤去がないとしても、ガス配管がかなり古くなっていたため、やはりガス配管のやり直しは実施したと思います）。

作業時間は、4時間でした。

まとめ

工事完了後、お客さまは「安全装置があるので安心です。掃除が簡単になったというグリルで、魚をたくさん焼きたい」と仰っていました。

今回のように、40年も同じコンロを使っているケースは、なかなかありません。

安全装置が効かなくなったり、ガス漏れのリスクがあったりするため、“長くても20年”でコンロの取替えをオススメしています。

なお今回の工事は、当社の「あんしん保証サービス」の対象になりました。

最大8年の間、面倒な手続きなしで、修理が何度でも無償で行えます。

今回の工事を担当させていただいた、百合本 章義（ユリモト アキヨシ）です。

ガスは毎日使う、とても大切なものです。

またお困りごとがあれば、何でもお気軽にご相談ください。