湯切れが起きるとお湯ができるまで時間がかかる給湯器（エコキュート）を「ハイブリッド給湯器」に交換　東京都世田谷区

「湯切れが起きるとお湯ができるまで時間がかかる」「給湯器が大きすぎる」といったお悩み

東京都世田谷区の戸建住宅に住むお客さまより、給湯器の交換の依頼をいただきました。

既存の給湯器（エコキュート）については、「湯切れが起きた際に、お湯ができるまで時間がかかる」、そして「給湯器が大きいせいで排水桝を開けられない（お客さまは排水桝の掃除をしたかった）」という、悩みがありました。

既存の給湯器は「日立」のもので、約12年使用していました。

新しい給湯器は、ハイブリッド給湯器を選びました。

ハイブリッド給湯器とは？

ハイブリッド給湯器とは、

• 高効率ガス給湯器
• 電気式ヒートポンプ
• 貯湯タンク

これら3つのユニットを組み合わせた構造が特徴で、ガスと電気のそれぞれの長所を活かした加熱運転を行う、高効率給湯器です。

貯湯タンクにお湯を貯める際の、湯温・湯量・貯湯タイミングが、最も省エネになるように最適化されていて、「家庭用給湯器としては最も少ないレベルの一次エネルギー使用量」を実現しています。

一般の方の認知度はまだ高くないのですが、

• 湯切れの心配がない
• 光熱費の削減
• 災害時にもお湯が使用できる
• 環境に優しい

上記のように多くのメリットがあるため、当社としても今年度から注力している商品です。

なお、「設置費用が割高」というデメリットもありますが、特定の製品については、経済産業省の「給湯省エネ2024事業」の中で、補助金が出る対象になっているため、負担は軽減されます。

新しい給湯器は「リンナイ」のハイブリッド給湯器

新しい給湯器は、「リンナイ」のハイブリッドふろ給湯器です。追焚き機能が付いています。

• ランニングコストを下げられる
• CO2排出量を削減できる
• 国から補助金が出る

上記理由から、ハイブリッド給湯器を提案しました。

ランニングコストについては、お客さまの家庭（3人家族）においては、「年間4万円ほど下げられる」と試算しました。

補助金については「15万円」が、本体と設置工事に適用されます。

補助金の申請は当社が代行するため、お客さまのお手間はかかりません。

工事が決まるまでの間には、「既存の給湯器のような湯切れは起こらないか？」という確認（結果⇒起こらない）や、普通の給湯器とのランニングコストの比較などをしていただきました。

今回のハイブリッド給湯器の交換工事の流れ

• 既存の給湯器の撤去。
• 新しいハイブリッド給湯器の設置。

上記が、今回のハイブリッド給湯器の交換工事の大まかな流れです。

既存のタンクは460リットルもあったため、水抜きをするのに1時間ほどかかりました。

ハイブリッド給湯器は、機器が3つあります。

冷蔵庫のように縦に長い機器は「タンク」、壁にかかっている機器が「ガス給湯器」、エアコン室外機のような機器が「ヒートポンプ」です。

それぞれの機器の設置場所は、現場の状況に応じて調整可能（分けて置くこともできる）で、今回も排水桝にかぶらないよう調整して、設置しました。

ハイブリッド給湯器の新設となるため、配管などの取回しを丁寧に行いました。

なるべく配管をまとめて、壁にきっちりと固定されている状態がよく、配管を曲げる位置を揃えると、見た目が綺麗になります。

お客さまから「水曜日か木曜日に工事してほしい」というご要望があったため、そのようにしました。

作業時間は、1日（8:30～16:30）でした。

「場所がスッキリしたし、使い勝手も違和感なし」とのお声

ハイブリッド給湯器への交換工事完了後、お客さまからは「場所がスッキリしたし、排水桝も開けられるようになってよかったです」とのお声をいただきました。

またハイブリッド給湯器の使い勝手については、「違和感はないです」とのことでした。

「光熱費を削減したい！」という希望があり、なおかつ設置可能スペースがある場合、ハイブリッド給湯器の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

設置を決めたなら、国からの補助金があるうちに、工事することをオススメいたします。