浴室暖房乾燥機の交換と造作浴室天井の加工|取付け位置の穴を少し塞ぐため同じ木材を準備する 神奈川県横浜市
15万円以上~20万円未満
「経年劣化が進み、使えなくなるのが不安」とのご相談
神奈川県横浜市の戸建住宅にお住まいのお客さまより、浴室暖房乾燥機の交換のご依頼をいただきました。
以前に、ガスコンロ・ガスオーブンの交換をご依頼いただいたお客さまで、その際の対応や仕上がりに満足してくださっていたことが、今回のご依頼に繋がりました。
お家の築年数が約20年で、既存の浴室暖房乾燥機の使用年数も、約20年でした。
経年劣化が進んでおり、「毎日使うわけではないけれど、使えなくなるのは不安」とのお話がありました。
既存の浴室暖房乾燥機は、「三洋」のものでした。
浴室暖房乾燥機の形状の変化について
現在の浴室暖房乾燥機は、風を送る方向が1方向になっているものが一般的です。
しかし、今回のお家に取付けてあった機器は、大きな空間に対応できるよう、風を送る方向が4方向になっていました。
現在販売中の浴室暖房乾燥機の中に、4方向に風を送る製品はありません。
よって1方向に風を送る製品へと変わりますが、そうすると若干サイズがコンパクトになるため、取付け位置の穴を少し塞がなくてはいけませんでした。
今回のリフォームのポイント「木材の準備」
今回の浴室は造作の浴室で、壁や天井には青森産の木材が使用されていました。
そのため、先述した理由で取付け位置の穴を塞ぐにあたって、同じ見た目の木材を選ばないと、目立ってしまいます。
そこで、見た目が同じ木を準備することにしました。
このような大工工事について、対応していない業者も多いですが、当社は対応することができます。
新しい浴室暖房乾燥機は「リンナイ」のもの
新しい浴室暖房乾燥機は、「リンナイ」のものです。スタンダードな機能を持つ機種になっています。
今回のリフォームでは、
- 浴室暖房乾燥機の取外し・取付けに必要な「点検口」が設置されていなかったため、新設する
- 先述の浴室暖房乾燥機を取外した穴を小さくするため、見た目が同じ木材で塞ぐ
上記2つの工事があり、工事代金が通常の交換工事よりも高くなります。
そのためお客さまより、「本体は価格を抑えたものがいい」とご希望があり、「リンナイ」のスタンダードな機種を提案させていただきました。
今回の浴室暖房乾燥機の交換工事の流れ
- 養生。
- 点検口の新設。
- 既存の浴室暖房乾燥機の取外し。
- 選んだ木材を使い取付け位置の穴を少し塞ぐ。
- 新しい浴室暖房乾燥機の取付け。
上記が、今回の浴室暖房乾燥機の交換工事の、大まかな流れです。
工事で工夫したところは、取付け位置の穴をひとまわり小さくするための、木材選びです。同じ質感・同じ見た目の木材を、選びました。
新設する点検口の枠の色も、お客さまと吟味しながら選び、シルバーに決まりました。
作業時間は、4時間でした。
点検口の新設について
一般的なユニットバスの場合、浴室の天井に点検口がありますが、今回のお家はユニットバスではなく、造作の浴室だったため、点検口がありませんでした。
先述しましたが、浴室暖房乾燥機の交換には、点検口が必要です。よって、新設することになりました。
手順は、まず正確に寸法を測り、穴を開ける場所を確定します。そして、丁寧に天井に穴を開けました。
切取った天井の木材は、点検口のフタを作成する際に再利用するため、丁寧に取外しました。
木材を再利用することで、フタの部分と天井部分の木目が繋がり、違和感のない綺麗な仕上がりになりました。
「作業スピードが速かったので満足」とのお声
浴室暖房乾燥機の交換工事完了後、お客さまからは「点検口に違和感がないし、作業スピードが速かったため、満足しています」というお声をいただきました。
今回のように当社では、ユニットバスではない造作浴室のリフォームにも、対応しています。
お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
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